Intel反撃開始?の序章?

 http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2005/0126/kaigai150.htm

(1) EM64Tを一気にトップツーボトムで普及させる
(2) Smithfield投入を2005年第2四半期へと前倒しにする
(3) 2006年第1四半期に65nmプロセス版CPU群を投入
(4) Vanderpool Technologyを2005年後半にイネーブルする

 デュアルコアSmithの前倒し。
 「第三四半期でも遅れるだろう」と言われ方をされて来たが、
 ここに来て前倒しとは。そして驚くべきはそれだけに有らず、価格にある。

 意外だったのはCPU価格で、Intelは想定よりも低い価格帯に
 設定してきた。Smithfieldの価格概要は下の通り。
 3.2GHz(840):500ドル台
 3GHz(830):300ドル台
 2.8GHz(820):240ドル前後

 現状、530(3Ghz)が178$、540(3.2Ghz)が218$だ。
 3Ghzに関しては単純に2個前後分の値段となる。
 当初、3.2Ghzが800$程度ではないか、かなりするのではないか、
 と言われていた(と言ってもベースは後藤さんの記事だろうけど)為、
 ギリギリ普及帯と言えるレベルに持ってきたのは意外だった。
 コレをどう捉えるか。
 1.バリデーションが進み、実は沢山取れそう(歩留まりが良さそう)と言う
  事が分かった → 下がった
 2.バリデーションが進み、実は思ったより性能が出ないことが分かった
  → 下げないと売れないと思った
 ウワー、エライ違うぞコレ。