勝ちは価値です（何

　なんと言うかやっぱり3バックの方がやり易そうですね。

良かった点：
　・DFライン
　　宮本がキッチリラインを統率し、田中も、中澤も良いディフェンスでした。
　　1つ2つミスらしいミスはありましたが、DF陣の働きはGood,jobでした。
　　中澤が跳ね返すシーンが良く見られ、怪我持ちとは思えない良い働きでした。
　　特に修正すべき点は見当たりません。

　・ボランチ2枚
　　中田、福西の位置関係は良かったデス。余りスペースが空くシーンが
　　（点を取るまでは）有りませんでした。
　　若干、中田が前に位置し、福西がバックアップ、と言う局面が多かったですが、
　　良く動けていたと思います。

　・アレックス
　　外に開くだけでなく、中に切れ込むシーンが有り、持ち味が出たと思います。
　　引き出しが多いのは良いコトです。
　　前半消えてましたが、ソレは俊輔が消えていたのとイコールでしょう。

　・中田
　　福西のバックアップも効いていた為、重要な局面では必ず顔を出してきました。
　　プレスも良く動き、良かったと思います。
　　今日はもう一つ、決定的な仕事が欲しかったですが、贅沢かな・・。

悪かった点：
　・加地
　　アレックスのように中に入っていくシーン等が見られないと厳しいです。
　　読まれるシーンが多い。

　・FWの動作
　　鈴木を使って裏を取りに行かせるシーンがいくつか有りました。
　　アレなら別に鈴木じゃなくても・・・、と言う気はしますが。
　　高原は相変わらず、中途半端な位置で貰いがちでした。
　　前半は、俊輔が前で持てるシーンが少なく、若干しょうが無いと言う面もありましたが。

　・ジーコ
　　俊輔は最後の方だいぶヘロヘロだったのと、削られてたのも有るし
　　早めに変えるべきだったかな、とは思います。プレス甘かったし。
　　もっと局面における練習をすべきです。
　　バルサが何故負けたか。自分達のサッカーを続けるだけ、では勝てません。
　　（だからってアンチェロッティの0TOPを真似ろとは絶対に言いませんが。）

次回以降へ：
　日本は良く研究されています。加地が外にしか行かないこと、
　高原が中途半端な位置で持ちたがること、自分で勝負したがること、
　俊輔がスペースさえ与えなければ怖くないこと、etc,etc。
　ジョーカー的なカード、守りに入るときの布陣、3枚FWを投入するようなシーン、
　色々有るやることはあると思います。2ヶ月でやれるだけやって欲しいです。