AppleがIntelを採用する可能性

 http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0505/23/news080.html

 以下、「いつものただの噂、では無かった」と言う前提で書きます。

 年間300万台程度でしかないMacの出荷量をIntelが引き受けたとしても、
 AMDから奪われたシェアには足りないかも知れませんケドネ。

 確かに、IBMPowerPC 3.0Ghzを提供出来ませんでした。
 (現在最高クロックは2.75Ghz)
 ですが、Intelも何一つ順調なスケジュールが有りません。
 それを理由にPowerを切るのはいかがな物か、と言う気もします。
 (Tejasキャンセル、P4 4Ghzキャンセル、PentiumM/及びチップセット遅延 etcetc...)

 正直、Power/MacIntel/Win比較ベンチは余りにも提灯ベンチなので、
 実際のところ、Intel/AMDのチップと比べてIPCがどの程度の物なのか
 良く分かっていません。

 個人的には各種ベンチを総合的に判断すると、64と同等か、若干下回る程度(G5にて)
 かと認識しています。
 その為、メリットとしては単純に「価格(リベート込み),供給量」と言う事になります。

 ただし、Dualが有効なMac OS環境では、現状Intelが提供出来るDualCPUはXeon/Smithfield
 しか有りません。どちらも、今までのPowerと比べれば遥かに消費電力は高く、
 見た目優先のハードが作れないかも知れません。

 供給量が問題ではないのだとしたら、AMDは選択肢にならないのでしょうか。
 DualCoreであれば恐らく現状のG5以上の性能を叩き出す事でしょう。

 以上、妄想と期待と失望と。
 何にせよ、Jobsが利益優先とするなら、「ありえない、なんてことはありえない。」