2006年展望

 つーか各種情報のメモ書きて感じで。
 ・Mobile
  Intelが堅調。DTRに関してはTurionに幾分シェアを取られるとは思うが、
  LV、ULVでは相変わらず圧勝と言うか勝負に至らない。
  問題は今年後半、Meromが出た際に、如何に消費電力を抑えて出せるか。
  ユニファイドアーキテクチャの"細かい特化がし難い"デメリットが
  顔を出すようだと、YonahでLV/ULVを持たせる事になる。
  Vista/64bit世代において立ち遅れが出るようだと、2007年に向けてマイナスか。
  AMDは第一四半期中にDualCore Tuironを出せるかどうか。
  ここで立ち遅れると(Intelの必殺広告戦略等により)あとに響く気がする。
  あと、ハイエンドノートでYonah対抗品を"出すメーカが居るか"がポイントになりそう。
  ただ、可能性が有るとすればSharp富士通辺り。逆転を狙うとしたらやはり
  ThinkpadVAIOで・・・。
  やはり地味目なメーカより、一般顧客が目を引きやすいメーカで無いと。
  この辺はシェア云々ではなく、イメージの問題。


 ・Desktop
  Conroe次第。
  Intelは前半Presler/CedarMill中心に行くしか無く、64に比べて圧倒的に不利。
  64以上のIPCと言われるConroe次第で巻き返しは可能か。
  気になるのは、実際のTDPレンジ。XEを130Wに据え置くらしいと言う噂が本当なのか。
  AMDはPacificaが追加になり、Socket M(AM2)になる事ぐらいしかまだ見えていない。
  DDR2 667で今まで以上の帯域にはなるがレイテンシが4Tになるし、体感が下がらないか心配。
  全体としてはAMDは余り動きなし、Intelは大変動。果たして上手く軌道にのるのか。
  AMDのSocketMによるクロックマージンがどの程度か、と言うことも影響するが、
  極端には伸びないだろう。(K8アーキである以上)


 ・Server
  まず、現時点でDesktop以上にOpteronに市場を取られている。
  WoodcrestがFSB1333Mhzにするかも、と言う話が有るがそれでやっと
  ちょっと逆転ぐらい。
  2007年のWhitefield(メモコン内蔵だった?)がキャンセルになり、
  Tigertonが年内に間に合うかどうか、と言うところだが、実際には来年にズレ込むか。
  Woodcrest自体も一番早くて第四四半期の頭ぐらいだろうから、やはり今年も
  AMDの天下が続く。
  IntelはSossaman(YonahベースXeon)売る気有るのかなー。1Uに余裕でDualCore-Dual出来ると思うんだが。