落ち着いた。
さて、試合を振り返ってみます。
前半は、ポゼッションが示す通り、基本的にはイタリア優勢。
しかし、瞬間的にはクローゼとポドルスキ二人で崩される事も。
マテ兄は今日は比較的、あくまで比較的大人しめでしたが、
1シーン、追い過ぎて後ろがぽっかり空くケースが有った。
120分のファビオの飛び出しの様に、"絶対に取れる"時以外、
(または、味方の位置が頭に入っている時以外)
ああ言ったプレーは避けて欲しいデスね。
後半はややドイツ優勢。世界一のGKとCBが居なかったら2点は
取られていたでしょうか。
ザンブロッタ、グロッソがあがれるシーンも少なく、
ガットゥーゾの足が釣るほど中盤はキツそうでした。
クリンスマンの交代はかなり効果的でしたね。
後半の30分以降辺りはほとんどグロッソが足止めを食らってました。
ただ、グロッソが守備で頑張り、決定的な仕事はさせませんでした。
全体的には相変わらずドイツ有利な笛で、(アルゼンチン戦ほどではないにしろ)
キリキリ胃が痛みました・・。延長なんか座ってみてられませんでした・・。
レーマンが(神)に近い状態だったので、いくらブッフォンが居るとは言えPKは水物。
何とか時間内に決めてくれ、と祈ってました。
さて、今日は良い試合見せて貰いましたので採点無し。メモ書きつらつら。
トニ : 常に2人掛かりで中々ボールを貰えず辛い展開。ドイツはラインを深く取っていた為、
裏に出すボールでも効果が得られずストレスの溜まる展開。サイドがあまり使えてなかったので
トニに責任は無いと思われます。
ジラ : 1アシスト。ポストに弾かれた1シーン、相手がDFで無くバラックだったので
キツイ場所では有ったけど決めて欲しかった。2点目のところは、打ちたかっただろうけど
良く出しました。まる。
イアクィンタ : 今日はかなり機能。あんな器用だとは知りませんでした。
デカイのがサイドでちょろちょろ動いてたらそら相手はヤでしょうね。
トッティ : もう少しコーナー工夫しません?今日はちょっと出し所が無かったですが、
体を張ってよくクサビになっていました。
カモ : ちょっといつもの動きより重かったかな。
ペロッタ : 今日は、4-3-2-1と言うよりは4-2-3-1に近い位置でプレイ。
相変わらず良く走って○。トニが中々起点になれていない中で良いアクセント。
アレ : イアクィンタ → ジラ と渡ったシーンを外したのは肩を落としましたよしかし。
次もこんな使い方をされるかもしれませんが、頑張って。
ガットゥーゾ : いや本当に頭が下がります。今日みたいな試合でありとあらゆるところを
潰して回ってくれました。後半、全体的に運動量が落ちて人数が掛かってないシーンをフォローしてくれました。
ペロッタが若干前目にポジションを取って居た事もあり、今日は本当に大変だったと思います。
後一つ、頑張れ。
ピルロ : 比較的今日はプレッシャーが緩かった為か、結構好きなようになってましたね。
一つ決定的なパスミスが有りましたがそれ以外は満点と言って良いかも。そろそろFK見せ場があると良いね。
ザンブロッタ : 中々中盤から展開する事が出来ず、結果的にあがるシーンも少なかったですが、
守備でも頑張ってました。つーかラームのバックチャージがノーカードでザンブロッタのがファール?とか
もー・・・。ぶつぶつぶつ。
グロッソ : ザンブロッタよりは若干あがる機会が有ったかな。でも今日は守備面での貢献を
評価したいと思います。
と言うか、あんな性格な巻いたシュート、あの時間、あのボールで良く蹴れたね・・。
ファビオ : もー。満点。頑張れキャプテン。
マテ兄 : 一個だけ注文の付くプレーがありましたが他はまずまず。
ネスタ、決勝も駄目っぽいのでスタメンかな。赤紙だけは貰わないように・・。
ブッフォン : 満点。PKでも勝てたとは思うけど、あそこまで0-0だったのはとにかく
DFとこのブッフォンのおかげ。
リッピ : てっきりジラ投入は4-3-1-2かと思いました。あそこで4-5-1(4-2-3-1)維持は
アンチェロッティみたいだなー、と思いましたが、結果的には違うかも(笑
世界一になるのに相応しい采配だったと思います。
後一つ、死ぬ気で応援します。頑張って!!