K8Lの様々なワザ

 Hammer-Info様より

 各コアにPLL((Phase Locked Loop、クロック・ジェネレータ)が付けられています。
 ただし、電圧は各コア共通のままです。現状では、1つのプロセッサに
 4種類の電圧を送ろうとするとマザーのVRMを含め相当に複雑な機構に
 なってしまうというのが、クロックだけの変更にとどまった理由のようです(The Inquirer)。 

 また、K8Lでは、コア側とノースブリッジ部分は、異なった電圧にできるようです
 (スライドにVDDの入力が2系統ある)。モバイル用として紹介されていたものですが、
 ほかのプロセッサでも採用されることになったわけです。
 なお、ノースブリッジ側には、本体、メモリコントローラ用、HTコントローラ用と3つのPLLがあります

 後者のは面白いデスねー。何でコアごとの電圧変更はダメでコレがOKなのか
 良く分かりませんが、(2系ぐらいならVRMも何とか、って事なの?)コレは良い。
 今まで以上に面白い省電力効果が得られそう。