高音質配信は本当に良い音か
http://plusd.itmedia.co.jp/lifestyle/articles/0706/28/news033.html
変な突っ込み
×「できるだけ良い音で聞きたい」
音楽ファンだったら誰しも「できるだけ良い音で聴きたい」と思うのが人情だろう。
SACDやDVD-Audioが普及しなかったのは、ユーザーが高音質を求めていないからではなく、
単に好きなミュージシャンのアルバムがSACD/DVD-Audioで出ていないうえ、
再生環境が一般化しなかったからだと僕は思っている。
現に、SACDが再生できるラジカセが世の中に何台ある!?
○「買える範囲で出来るだけ良い音で聞きたい」
一番重要なのは値段。メディアの形態(形状)が変わらないとき、ユーザが何より優先するのは
値段。コレはどうやっても動かせない事実。
ユーザが品質を考慮するのは、「買える値段に選択肢が複数ある」ときだけ。
SACDは今でこそ3万程度でPlayerが買えますが、当時は普及させる意図が
有ったとは思えない値段で販売してましたからね。
ハードが普及しない=ソフトベンダが出さない=ハードが売れない=値段が下がらない=以下ループ
コレはどこでも一緒。
程度の前提も無しに断定するのがマニア・オタクの悪いところ。
現在、楽曲はAACやWMAなどの圧縮音楽で配信されており、CDよりもさらに音質は劣る
(圧縮音源が“CDなみの音質”という幻想をいまだに信じている人はいないはずだ)。
圧縮音源を圧縮音源再生専用機+低質イヤホンで聞くから分かるだけで、きちんとした再生環境なら
パンピーには差がわかんないよ。あぁ、ATRAC3 64kbpsとかなら余裕で分かるけど。
WMA 256kbpsで分かる人100人中何人居ると思う?
電車ん中でiPodのデフォルトイヤホン使ってる率見れば誰も気にしてない・分かってない
と思うんだけど。