叩かれるくたたん
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0709/21/news052.html
カワイソス。
確かに長年続いたSD環境からHD化は高いハードルだったでしょう。
事実、箱○は信頼性と静穏性のネックがあり、PS3は値段と開発難。
GPU界隈では、"2つのメジャーアップデートを重ねるな"という言葉があります。
一般的には、シュリンクとアルゴリズム変更を同時にやるな、ということですネ。
PS3が犯した過ちは、BDとCellを同時に載せた事です。
PS3に関して技術的なトラブルはRSXという急造GPUを載せることになったぐらいかと
思いますが、BD+Cellという2つのメジャーアップデートのお陰で
値段が跳ね上がりました。
両方とも、特に技術的なトラブルは(最終製品としては)無く、パッケージングとしてはとても良く
まとまっているとは思います。
ですが、先に上げたGPUの話ですと、4万円(299$)程度で売るアッパーミドルVGAが
2つのメジャーアップデートを積み、良く出来てはいるものの、6万円になってしまいました、
というのと同義です。
(シュリンクの話を持ち出しているので分かり難いとは思いますが、歩留りを含むと思って下さい。)
VGAカードをちょくちょく換える人なら分かっていただけるかと思いますが、
物凄く技術革新があったところで、一世代前の物が安く、しかも魅力的であれば
そちらを買うかと思います。
(最近で言うと、7900GS対8600GTSといったところでしょうか)
ハイエンド帯なら値段を気にしない人も居ますが少数です。
ゲーム機でその売り方が出来ないのはSCEが一番良く分かっていると思います。
今のPS3を5万で売る事にしてくれたくたたんには感謝しきれませんが、
今のゲーム機としてのPS3を作ってしまったくたたんには・・・、まぁ・・・その・・・。