Puma関連。

 http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2008/0609/kaigai444.htm


 IntelがモバイルCPUとデスクトップ&サーバーCPUを同一アーキテクチャ
 統合したのとは対照的に、AMDはモバイルとデスクトップ&サーバーにCPU
 アーキテクチャを分化させる。最終的には、パフォーマンスデスクトップ&サーバーCPUと、
 モバイル&メインストリームデスクトップCPUへと分化させる構想だと考えられる。
 だとすると、AMDボリュームゾーンのCPUの将来は、Griffinの延長にあることになる。
 アレ、そう捉えるんだ。
 AMDのモバイル-サーバ2分岐論は生きてたと。
 でもノースとメモコン新規ったって、コア自体はK8でしょ?使いまわしじゃん。
 分離って言えるのかなぁ。
 ただ、逆に考えれば「コア自体の性能はこの程度で十分」と割り切ったとも考えられる。
 確かにそうかもしれない。こと「Mobile」に限れば。
 ふむ。


 私個人としては、K8コアだろうが何だろうが、XPを使う分にはYonah程度で十分で、
 後はULVクラスのモノがあるのか、B5サブに使えるのか、とかそーゆーことを重視したい。
 この記事にあるように、コア分離電圧制御や、ノースブリッジ、L2/3制御は確かに利くだろうケド、
 TDPが下がらない事にはB5サブには押し込めない。平均消費電力が下がったところで
 筐体は小さく出来ない。せいぜいバッテリ容量を減らせる(または稼働時間が延びる)ぐらいだ。
 バッテリの占有面積が減らせれば小さく出来るじゃん、といわれるかもしれないが、
 VAIO T系など、そもそもヒンジ部分に出しちゃった設計をしているようなノートには影響が無いし、
 どこもデフォルトでは3セル程度だろう。Lバッテリではみ出す事は割と許容されている。


 そゆことです。
 2kgクラスのノートにしか収まらないなら、たとえ10時間持ってもそれはMobileではありません。
 K8コアベース、ということに拒否反応を示すのは、「速くならないから」ではなくて、
 「小さく出来ないから」です。
 結局のところ、「超小型Mobile用途ってのは切り捨てるけど、2kgノートにとっては凄いよ!!
 特にグラフィックとか凄いよ!!」ってスタンスは何も変わってない・・のかな。