DirectX Compute Shaderとは完全に競合しないOpenCL

 http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2009/0330/kaigai497.htm
 へー。
 この辺は一長一短だと思いますけどね。
 GPUとしてのコードを書くならCompute Shader、CPUとしてのコードを
 書くならOpenCLといった住み分けも。


 ところで、後半部にCell B.E.陣営の動きの少なさについて書かれていますが、
 どうもIBMがCellから手を引くんじゃないか?と海外で少し噂になっていたり、
 何か微妙ですね。なんでもSun買収してPower+Niagaraで行くんじゃないの?とか。
 SCE単体でCellの開発を継続するとか不可能でしょうし、どうなることやら。
 Cellが他ベンダへ与えた衝撃は大きかったですが、TSUBAMEのように、
 演算ノードはGPGPUへ任せる形も増えてくるかと思います。このあたりの
 並列化はGPUベンダに一日の長がありますしね。


 ただ、正直個人的には懐疑的に受け止めてはいます。
 確かにNiagaraは64ハードウェアスレッドとかアホみたいに粒度を下げて進んでいたので、
 実績もありますが、今後は更なる並列化へ向かうと思いますし、Cellという選択肢を
 捨てるのはどうかなー、と思います。
 IBMが他社からGPGPUを調達、というのも考えにくいですし・・・。
 まー、この辺は私ら自作PCマニア、CSゲーマーの考えの及ばない雲の上でやってる
 話なので、だらだら海外ニュースをチェックするとしますか。