Tablet革命は始まるのか

 http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1001/12/news009.html
 「Slate」って定義も出てきましたが果たして。
 今までTablet PCが普及してこなかったのはいくつか理由があると思いますが、
 ・Pure Tablet OSの完成度が低かったこと
 ・Compatible PCは高かったこと
 主にこの2つじゃないですかね。前者の場合はWindows以外ですと妙にコストを
 意識しすぎてモッサモッサの物だったり、Windowsですとあまり薄く出来なかったり、
 やっつけなのでキーボードが無いことが致命的だったり。
 後者は明確でしたしね。


 要は、「Pure Tabletで突き詰められたOSが載っていること、且つ買える値段であること」
 を満たしていればソレナリに売れるとは思います。
 用途としては写真ビューア、動画ビューア、ブラウザ、ってとこでしょうか。
 (あと海外では電子ブックリーダか。)
 これに1000ドルは出したくないですよね。且つPCみたいに分厚いのはちょっとね。
 結局のところ「これを満たすこと自体が難しい」訳ですが、ココに来て新型Atom
 Tegra辺りが出てきて満たす要素が増えてきました。


 元々需要がそれほどではないこれらの商品を爆発的に売る為には「ブランド」か
 「圧倒的な価格」しかないと思います。
 前者はAppleSONYといった明確に一流のブランド、後者はネットブックに相当する
 あるいはそれ以下の値段。(399ドル以下ってとこでしょうか)
 且つ、「イライラしない程度の応答速度」が必要です。
 さて、第2次Tablet戦争と言える今回の流れですが今度は勝利出来るのでしょうか。
 結局Apple次第になりそうでまだ何とも言えないですね。