総括 ドイツ編

 前評判が低かったのに、3位。相変わらずドイツはドイツだと言う事を見せてくれました。


 FW陣。クローゼ、ポドルスキとほぼ固定、そして二人とも素晴らしいパフォーマンス。
 二人だけで崩すシーンが多数見られ、バラックがあまり高い位置に居なかったにも関わらず、
 これだけ得点を挙げられたことは非常に評価できます。
 連動性が素晴らしかったですね。


 中盤。
 正直期待通りの働きをみんながしていたのでは無いでしょうか。
 シュバインシュタイガーが大会後半息切れしたようですが、3位決定戦のあの活躍を
 見れば分る通り、もうドイツにとって欠かせない選手となりました。
 フリンクスバラックとともに中盤の舵取りに活躍。
 たまに見せるミドルに拍手。
 ポロウスキだけイマイチだったかなー。


 DF陣。正直綱渡りは綱渡りな序盤でしたが、GLを乗り切ったことで流れが出来たのでしょう。
 正直なところを言わせて貰えば、それでもなおイタリアやフランスには遠く及びません。
 ただ、若いだけに、次への良い経験になれば。


 GK。
 いやー、レーマンがずっと良かったですね。びっくり。
 イタリア戦なんかブッフォンと遜色無い素晴らしい判断、セービングでした。
 それだけにあのピルログロッソの完璧なシュートはショックだったでしょうねぇ・・・。
 優勝してればカーンに続いてのMVPもあったかな?でも記者投票クソだからまずクローゼか。


 クリンスマン
 思ったより悪くなかったと言うか切れるカード自体少なかったと言うか。
 正直、開催国じゃなかったらもっと早く落ちていたと思いますし、
 これだけで評価するのもどうかと思いますが、若いチームですし、継続して貰うのも
 悪くは無いと思います。