相変わらずこの人マルチコア嫌いだな

 http://www.ne.jp/asahi/comp/tarusan/main195.htm


 もし対応ソフトを使わない用途がメインならばNanoはそれなりにAtom330と
 対等に戦えるのではないか?という点だ。
 ・・・どのNanoですかね。TDP25Wの奴ですか?

 もちろん、両者は消費電力のレンジが違うから、そもそも同一比較すべきでは
 ないのかもしれないが...)
 そうね。"Nanoの方がTDP高い"しね。

 intelの提灯持ちをするつもりは全く無いが、 Atom330をメインマシン用途に
 使うことはあまりお勧めしないという点だろう。
 Atom買うくらいなら上の奴買え、と言ってるようですが、だとしたら同じ理由でNanoも
 無い。

 マルチコア化すれば上位ランクの需要も掘り起こせると思ったら大間違いだ。
 誰もそんな論調でモノ書いて無いと思う。週アスレベルですらそんな結論にはなってないハズだ。

 余談だけど、この結果からLarrabeeの挙動が大雑把に類推できる。
 ・・・。

 最低一つは複雑なコアを持たなければならないというのが今回の予想だ。
  Larrabeeヘテロジュニアス・マルチコアのシンプルコア側を担当することはあっても、
  Larrabee単体のPCはおそらく世に出てこないだろうと思われる。
  Larrabeeの正しい使い方とは、あくまでもアクセラレータ的な使い方がメインだろう。
 ・・・。Larrabeeの趣旨は元々そーゆー物なんだけど。
 Larrabeeのコンセプトは"x86で共通の命令セットが使える"だけで、
 "細分化されたコアのみの構成"がLarrabeeだとIntelが語ったことは一度も無いハズ。
 後藤さんの記事だけ追っててもそんなバカな話にはならない。
 "x86で共通化された大き目のコア"+"x86で共通化された細分化されたコア"の組み合わせも
 当然ありえるし、今見えている32〜48コア程度のLarrabeeが"GPUとして出てくる"という
 結論も大抵のライターは既にそう書いている。
 今更何言ってんだろ。そんなにマルチコアがキライなら一生P4使ってれば良いのに。


 Celeron-Mの方が体感良いのは間違い無いし、観点は悪くないのに相変わらずマルチコア嫌いのせいで
 まともな文になってない。
 喰わず嫌いは何も生まない。

 進化には進化の大きさだけではなく、進化のベクトルがあると思う。 Atomの進化の方向性は、
 マルチコア化ではなく低価格化や低消費電力化に向かうべきだと考えている。
 その意味で当サイトが期待するのはMoorestownのようなワンチップ化へ向けてのベクトルである。
 ガチガチの頭だとIntelの利益率50%の商売は不可能ってことですね、分かります。
 Fabリソースは使い切って何ぼ、という好例をAMDが瀕死になって示してるのに。
 低価格化?AtomN2xxより安いx86 CPUがどこにあんの?Athlon 2000+はいくらだっけ?$60?