本当にカガーは出て行くの?
良く言われることですが、ドルトムントとか「CLに出られるトップリーグ以外のチーム」
から3大リーグへ行くことはとてもリスキーでありよっぽどの能力、自信が
なければ行くべきではない、と。
聞こえてくる話はプレミア中心ですが、実際どうなんでしょう?
ざっくり当てはめてみます。
マンU:
4-4-2のセントラルで使われるとしたら論外。組み立ての能力は高いカガーですが
いくらなんでもプレミアのセントラルを担うには守備力も高さもなんも足りません。
4-5-1のトップ下、あるいはサイドが適任ですがガム爺が採用するか否か。
4-4-2のセカンドトップで使ったとしても同じことなのですがチチャの居場所が
なくなります。今までのチチャの評価を考えるとちょっと考えにくい気がします。
シティ:
サイドもトップ下も余ってるしないんじゃないすかね。
正直入っても争う相手がアグエロやシルバ、ヤヤ、ナスリ、Aジョンソンですから
ちょっと考えにくいです。
チェルシー:
マルダやカルーがドカンと評価を下げた今年(カルーは元々無かったけど)、
サイドという点ではありでしょう。もちろん、正トライアングルで中盤を
組む場合トップ下はマタと争いますが両者サイドをこなしますのでなんら
問題ないでしょう。
一番なじむ気がしますが問題はランプスがどうなるかどうかだけですね。
口(権力)デカイし。
アーセナル:
金銭的にありえないと思われるので除外
スパーズ:
VDVという絶対的なトップ下(サイドもやるけど)、左サイドにはベイルが
状況では控えが濃厚で、こちらも考えにくい。
リバポ:
ココに関しては「CLに出れない、あるいは4位以内に戻る見込みが無い」
という点で除外「すべき」である。
さすがにプレミアと言うべきか、空いてるポジションを探すことの方が難しく、
今一番話題になっているユナイテッドでも微妙です。そもそもあそこは
スコールズの後釜を探すのが最優先でカガーに割いてる予算があるとは思えません。
うーん、やっぱりドルトムントでもう1年キャリアを積むのが正解に見えます。
ドルトムント的にはボスマンで来年出て行かれるのは大打撃でしょうから
延長はして欲しいところでしょうけど(金額に応じて移籍選択オプション付きで)。
確かに今年ドルトムントは見せ場無くCLから姿を消しましたが、バイエルンとの
戦いを見てもレベルが落ちる訳でもなく、層に厚みが出れば十分やっていけると思います。
カガーには代表の看板も背負ってもらう必要があるので、常時試合に出られない、
という状況だけはなんとしても避けてもらいたいところです。
まぁ、様子をみようじゃないか(ミラニスタにしか分からない発言