断然わかりやすいMac対PC
http://jp.techcrunch.com/archives/20090723the-mac-versus-pc-debate-has-never-been-clearer/
1000回も10000回も言われ続けている事ですが、だからどうしたって感じがする。
テスタロッサの5000万、R32-GTRの500万という2台の車がありました。
前者は3500万の利益を10台売ることで、後者は200万の利益を175台売ることで得ると仮定します。
(数字はデタラメです)
結果、同じような利益が出ます。だから前者は安いモデルを出さなくても良いのです。
・・・という解。
つまりはブランディング。
Mac PCに今はそれほどブランディング代は乗っかって無いようには見えますが、
それでもサードパーティが売れば例の訴訟の時の話を出すまでも無く相当安く
出来るでしょう。Appleのサポートが優れてる訳では"絶対"無いし。
だから(費用対効果が重視される)一般的な企業でMacが導入される事は無いし、
公用車でフェラーリが使われることもありません。
「儲けが同じなら企業としては別に良いじゃん」
はい。そうですね。
値段を正当化するための捏造ベンチや(PPC時代)、MSとなんら変わりないネガキャンCM、
そしてまるで自社のソフトのセキュリティが強固なような発言。
そして私が何より忌み嫌うのはこれを全面的に擁護する信者。
つまり、"単純にキライ"なんです。
この記事も、まとめには「どっちもアリ」的に〆てますが、
"MSのCMが的外れ"。"マーケティング的に、あのアイディアは理解できる。"としておきながら。
だから、最近のMicrosoftの「Laptop Hunter」のCMは全くの的外れなのだ。
たしかにマーケティング的に、あのアイディアは理解できる。経済不況の下、自分たちのパソコンの方が
安いという事実を大きく宣伝しようじゃないか。しかし、CMの中で買い手が欲しがっているようなパソコン
を、そもそもAppleは作っていない。
合ってるじゃないか。マーケティング的に。Macに低価格ラインナップが無いことを
攻めて何が問題?ココを譲ったら"じゃぁちょっと我慢してMac買おうか"というバカを
生みかねない。イチャモンの付け方の意味が分からないんですよね。
Macにラインナップが無いならそこに注文付けちゃいけないの?
比較をするなら公平にして欲しい。
また、NPDの数字を出してますが"1000ドル以上の売り上げシェア"としてる。
恐らく"台数シェア"ではなく"売り上げ額"のシェアですね。これが何を意味するかというと、
"1000ドル以上の価格帯でより多くのブランディング代を占めている"ということ。
この意味は個々で考えて欲しい。