大雑把だし下品だけど

 過去に無いほど面白いモナコGPでした。思わず実況気味にTweetしちゃってごめんなさい。
 大雑把ってのはハミルトンとかスーティルとかミハエルとか
 いつもの危ない奴とかのことですが、抜けるもんだと思い込んで適当に
 ローズヘアピンとかでノーズ突っ込みすぎ。
 カムイも抜いたのは良いけどちょっと突っ込みすぎ(戒告で済んでよかった)。


 下品、っていうのはそもそも私は「DRS」自体があまり好きじゃない。
 というより「後ろについた車しか使えない」という発想自体ただの
 エンタメ要素でしかなく、「スポーツ」としては非常に気持ち悪い。
 勿論GP2とかみたいにリバースグリッドとか不公平なルールを採用している
 物は他にもたくさんありますが、F1はあまりそーゆーのは持ち込まないで欲しい。
 サラリーキャップみたいな圧倒的な金持ち優遇阻止手段はまだ良いんだけど、
 見てくれだけを重視するルールはあんまり好きじゃない。


 ともあれ、実際にこれだけオーバーテイクのあるモナコなんて初めてだったわけで、
 素直に面白かったことは認めます。危ないけど。
 モナコだと「1周2秒ラップ差あっても抜けるかは微妙」とよく言われますが、
 一瞬の速度が20km違えば抜けますよね・・。伝説の92年と比べても、あの時より
 タイヤのグリップも上がってる筈ですし。(ラップ自体も1周6秒ぐらい違う
 んじゃないかな)


 終わってみればやっぱりベッテルかー、って話になっちゃうと思うのですが、
 1ストップ+40周以上引っ張ったワケで、ここは褒めてあげて下さい。
 ハミルトンはやっぱりハミルトンだなー、と実感出来たという点でも意味のあるレースだった。